30代の「両立」リフォーム

30代の子育て家族にとって、お子様が日々成長していく姿ほど大切なものはありません。
お子様の小学校入学が近づくとともに、現居の賃貸契約の「更新」時期も迫って来ました。

生活環境に大きな不満はないけれど、今の1LDKの借家では少々手狭…。
どうせなら子どもの入学前に新しい住まいに移り、小学校から中学卒業までの間、子育てと共働きを「両立」できる住まいを探す…と決断されました。

この先の10年が最も大事

新しい住まい探しの条件は、賃貸ではなく中古住宅の購入が基本戦略。
子どもの成長期を大切にしたいからこその判断でした。

① 子どもの小学校入学前に住めること
② 勤務先との関係で沿線が限定
③ 共働きなので小学校が出来るだけ近いところ
④ 小学校の評判も気になる
⑤ 賃貸ではなく中古購入10年後を目途に売却して次の暮らしを考える。

郊外中古戸建て vs
築45年中古マンション

目標の予算に収まる物件は2つ。
郊外の駅からほど近い中古一戸建て。もう一つは、築45年の3LDK中古マンションです。

一戸建ては築10年と新しく、広さもある家ですが、川に近く災害も心配。
建売りなので「10年後の転売」となると、少し厳しい予感がします。

築45年の中古マンションは、旧耐震基準で造られたワンフロア1戸のコンパクトマンション。

3LDKのプランですが、開放感が少なく少し手狭な印象。ただし、間取りは少々気に入らないものの、評判の良い小学校が非常に近くお子様の通学にはとても有利。
さらに、職場から自転車でも通勤できるという魅力的な立地でした。エリアの評価も高く、将来の売買にも大きな問題はなさそうでした。

入学式まで半年。
リフォームのご依頼を
頂きました

無事に売買契約を済ませ、親子3人の新しい暮らしをスタート…
の前に、やはり間取りをどうしても変えたいとの事で、リフォームのご相談を頂きました。

とは言え、築45年の旧耐震仕様の中古マンション。

残念ながらワンオーナーではなく、確認出来るだけでも2回の内装リフォームを経ているとの事ですが、何をどう変えたのかほとんど記録は無く「前途多難」の様相です。
そして、お子様の入学式は刻一刻と迫っています…

●次回:「ゆったりダイニングが欲しい」に続きます。